【終了しました】企画展 あいちの発掘調査2022

愛知県内では、毎年多くの遺跡で県や市町村等による発掘調査が行われており、貴重な発見が相次いでいます。

今回の企画展は、近年県内各地で実施された発掘調査による新たな出土品や調査成果を紹介するとともに、「尾張と東三河の首長墓」をテーマに、国指定史跡断夫山古墳(名古屋市熱田区)と国指定史跡馬越長火塚古墳群(豊橋市)の出土品を公開します。

また、発掘調査の成果を身近に感じていただくため、学識者を招いたミニシンポジウムや、調査担当者による報告会などを開催し、県内の考古学の最新情報を紹介します。

この機会に、皆様の御来館をお待ちしています。

 

【「あいちの発掘調査2022」チラシ】

みどころ

◆朝日遺跡を始めとする県内各地の遺跡の発掘調査を実施し、大きな成果を挙げてきた公益財団法人愛知県教育・スポーツ振興財団愛知県埋蔵文化財センター(弥富市)の協力を得て、考古学の視点から県内の地域と歴史を概観できる展示となっています。

◆朝日遺跡(清須市)のほか、大崎遺跡(設楽町)、岡島遺跡(西尾市)、下田南遺跡(岩倉市)、石丸遺跡(大府市)など、県内各地で行われた最新の発掘調査の出土品を展示します。

◆また、今回の展示の目玉として、豊橋市教育委員会が所蔵する重要文化財「馬越長火塚古墳出土品」のうち、金銅製馬具等28点(会期中に一部展示替あり)を展示します。

1 企画展

(1)会期 2023年1月21日(土)から3月12日(日)まで

休館日:毎週月曜日

(2)開館時間 午前9時30分から午後5時まで

(3)会場 あいち朝日遺跡ミュージアム本館(企画展示室)

(4)観覧料 一般300円(250円)、大学生・高校生200円(150円)

※( )内は20名以上の団体料金(要事前申込み)。

※学校行事(高校生以下)とその引率者、中学生、障がい者の方及びその付添いの方(1名まで)は無料。

※常設展も観覧できます。

(5)主な展示品 別紙のとおり

2 関連講演会

(1)ミニシンポジウム「尾張と東三河の首長墓〜断夫山古墳と馬越長火塚古墳群の最新発掘調査成果から見えてくるもの〜」(清須市教育委員会共催事業)

日時:2023年2月5日(日) 午後1時から午後5時まで(正午開場)

==
12:30 受付開始
13:00〜13:05 開会挨拶・広瀬先生ご紹介
13:05〜14:30 広瀬先生ご講演
14:30〜14:40 休憩
14:40〜15:20 早野氏報告
15:20〜16:00 岩原氏報告
16:00〜16:10 休憩・ステージ設営
16:10〜16:55 ミニシンポジウム
16:55〜17:00 閉会挨拶

(ミニシンポジウムにかんするお問い合わせ)
愛知県埋蔵文化財センター
電話番号0567-67-4163

場所:春日(はるひ)公民館(大ホール)
(住所:愛知県清須市春日東出8番地2 電話052-400-2700)

内容:名古屋市の断夫山古墳と豊橋市の馬越長火塚古墳群(馬越長火塚古墳、口明塚南古墳、大塚南古墳)の最新の発掘調査成果を調査担当者が報告するとともに、尾張と東三河の古墳時代の「首長墓」のあり方から当地の古墳時代後期から終末期の社会像を探ります。

講師:広瀬和雄氏(国立歴史民俗博物館名誉教授)

岩原剛氏(豊橋市文化財センター所長)

早野浩二氏(愛知県埋蔵文化財センター調査研究専門員)

参加費:無料

定員:600人(事前申込み不要、当日先着順)

 

(2)発掘調査最新成果報告会Ⅰ「三河の遺跡」【終了】

日時:2023年1月22日(日)  午後2時から午後4時まで

場所:あいち朝日遺跡ミュージアム本館(研修室)

内容:縄文時代から弥生時代の集落跡と、鎌倉時代の水田遺構が出土した北設楽郡設楽町の大崎遺跡、西三河最大の弥生集落遺跡で、銅鐸形土製品などが出土した西尾市岡島遺跡の発掘調査成果を調査担当者が報告します。

講師:社本有弥氏(愛知県埋蔵文化財センター調査研究主事)

鈴木とよ江氏(西尾市教育委員会文化財課元学芸員)

参加費:無料

定員:50人(要事前申込み)

※申込多数の場合は抽選

当選者には1週間前までにメールもしくは電話で通知します。

申込方法:ミュージアム受付又はミュージアム公式Webページの応募フォームからお申込みください。

申込期間:2022年12月21日(水)から2023年1月4日(水)まで

 

(3)発掘調査最新成果報告会Ⅱ「尾張の遺跡」【受付終了】

日時:2023年2月26日(日)  午後2時から午後4時まで

場所:あいち朝日遺跡ミュージアム本館(研修室)

内容:大型倉庫群とともに、円面硯(円形の陶製硯)が出土し、古代の官衙(役所)跡とされる岩倉市下田南遺跡と、堀や大溝で区画された集落や寺院跡から、青磁碗や古瀬戸の天目茶碗など多くの中世陶磁器が出土した大府市石丸遺跡の発掘調査成果を調査担当者が報告します。

講師:平松久和氏(岩倉市教育こども未来部生涯学習課文化財指導員)

島軒満氏(株式会社アコード調査部調査技師)

参加費:無料

定員:50人(要事前申込み)

※申込多数の場合は抽選

当選者には1週間前までにメールもしくは電話で通知します。

申込方法:ミュージアム受付又はミュージアム公式Webページの応募フォームからお申込みください。

申込期間:2022年12月21日(水)から2023年2月8日(水)まで

【応募フォームはこちら】発掘調査最新成果報告会Ⅱ「尾張の遺跡」

※応募は締め切りました。

 

(4)講座ヒストリーカフェ「いまさら聞けない遺跡の話」【受付終了】

日時:2023年1月28日(土)

午後1時30分から午後2時30分まで

場所:あいち朝日遺跡ミュージアム本館(研修室)

内容:発掘調査を行うのは「遺跡」か「埋蔵文化財包蔵地」か、それとも「史跡」か。考古学ファンにはおなじみの用語について、その微妙な関係を長年埋蔵文化財の保護に携わってきた講師がお話します。

講師:梅本博志(あいち朝日遺跡ミュージアム学芸員)

参加費:無料

定員:25人(要事前申込み)

※申込多数の場合は抽選

当選者には1週間前までにメールもしくは電話で通知します。

申込方法:ミュージアム受付又はミュージアム公式Webページの応募フォームからお申込みください。

申込期間:2022年12月21日(水)から2023年1月11日(水)まで

【応募フォームはこちら】講座ヒストリーカフェ「いまさら聞けない遺跡の話」

※応募は締め切りました。

3 関連イベント

(1)ワークショップ「弥生の籠を編んでみよう」【受付終了】

日時:2023年3月11日(土) 午後1時30分から午後3時まで

場所:あいち朝日遺跡ミュージアム本館(研修室)

内容:手芸用のクラフトテープを使って、弥生時代の籠づくりの技術を用いながら、小型の籠を編んでいただきます。

講師:下濱貴子氏(小松市埋蔵文化財センター所長)

参加費:300円(教材費)

定員:10人(要事前申込み)

※申込多数の場合は抽選

当選者には1週間前までにメールもしくは電話で通知します。

※対象は小学生以上

(小学生の参加には保護者の付添い(1人につき2人まで)が必要です。)

申込方法:ミュージアム受付又はミュージアム公式Webページの応募フォームからお申込みください。

申込期間:2022年12月21日(水)から2023年2月22日(水)まで

【応募フォームはこちら】ワークショップ「弥生の籠を編んでみよう」

 

(2)古代体験プログラム

日時:2023年1月7日(土)から3月26日(日)までの土・日・祝日

午後3時から(各日1回開催)

場所:あいち朝日遺跡ミュージアム本館(体験学習室)

内容:1月 アンギン編み※体験(所要時間45分、教材費50円)

2月 土人形づくり(所要時間60分、教材費600円)

3月 金ピカ馬具を作ってみよう(所要時間30分、教材費700円)

※アンギン編み

縄文時代から日本に存在したとみられる編み物の技法

定員:各回先着10人

申込方法:当日、ミュージアム受付でお申し込みください(事前予約はできません)。

4 その他

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入館に際しては、以下の点に御協力をお願いします。

・マスク着用

・入館時の検温及び手指消毒

・平熱と比べて高い発熱がある場合等の来館自粛

※詳細は下記公式Webページを御確認ください。

5 申込み・問合せ先

あいち朝日遺跡ミュージアム

住    所:〒452-0932 愛知県清須市朝日1番地

電話:052-409-1467(休館日を除く午前9時30分から午後5時まで)

メール:asahi-site-museum@pref.aichi.lg.jp

公式Webページ:https://aichi-asahi.jp/

 

特別展・企画展一覧に戻る